インフルエンザとコロナウイルスの違いを見分けるには? 症状があるのに自宅待機しても大丈夫?

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2020年1月ごろから世界中で大流行している「コロナウイルス」。症状が進行すると死に至ることもありますが、軽傷であれば風邪程度の症状で済むことや、無症状のままの人もいるそうです。そして感染力が非常に高いことから、コロナウイルスと疑われる症状が出た場合でも、日本ではすぐ病院へ行かずに自宅で待機することを求められています(2020年3月現在)。
一方で、冬はインフルエンザが流行しやすい時期でもあります。アメリカではコロナウイルスだけでなく、インフルエンザでの死者数も多くなっているため、どちらにしても不安を感じる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インフルエンザとコロナウイルスの症状はどのように違うのか、また疑わしい症状が出た場合の対応について説明します。

インフルエンザとコロナウイルスの症状はどのように違う?

予防接種してもかかるって知ってた? インフルエンザの初期症状のページでも紹介しているように、インフルエンザの代表的な症状といえば発熱、咳などが挙げられます。しかし、この症状はコロナウイルスの代表的な症状でもあるのです。

「37.5度以上の発熱」や「咳が出る」など、コロナウイルスとインフルエンザの症状は類似点が非常に多いですが、異なる点としては「インフルエンザはくしゃみ、鼻水が出る」、コロナウイルスは「乾いた咳が出る」などといったところが挙げられます。高熱が出てコロナウイルスかインフルエンザか分からず不安を覚えた人は、一つの目安にしてはいかがでしょうか(症状には個人差があるため、あくまで目安としてください)。

症状が出たらどう対応すればいい?

コロナウイルスの症状が疑われる場合、日本では現在すぐに病院などへ行くことは控え、自宅にて4日以上待機することを求められています(2020年3月17日現在)。インフルエンザの症状もコロナウイルスと似ているため、基本的には同様に自宅待機が必要と考えた方が良いでしょう。
厚生労働省のサイトには以下のように表記されているので、参考にしてください。

以下の場合には、最寄りの保健所等にある「帰国者・接触者相談センター」に電話で相談しましょう。

1 風邪の症状や37.5度以上の熱が4日以上続く
2 強いだるさや息苦しさがある

重症化しやすい高齢者や基礎疾患がある方に加えて、念のため妊婦さんは、こうした状態が2日程度続いたら相談しましょう。
症状がこの基準に満たない場合には、かかりつけ医や近隣の医療機関にご相談ください。
(2020年3月17日現在 厚生労働省ホームページより)

また、情報は随時更新されていきますので、正しく情報を入手していきましょう。

インフルエンザかもしれないのに、薬を服用しなくて大丈夫?

インフルエンザの治療薬であるタミフルなどは、発熱してから48時間以内に服用しないと効果を発揮しないとされています。そのため、発熱がありインフルエンザかもしれないのに、何日も自宅待機をするのは怖いという人もいるかと思いますが、インフルエンザでもタミフルなどを使わずに完治させることは可能です(私がそうでした)。基本的にインフルエンザの症状が出た後48時間を過ぎていた場合には「効果が見込めない」ということからタミフルなどは処方してもらえません。しかし、インフルエンザの検査は必ずしも正確ですし、また逆に発熱後12時間経っていない場合は陰性になってしまうこともあります。そのため、本当はインフルエンザなのにタミフルを処方されず、解熱剤や咳などの症状を抑える薬のみを処方され、自宅療養している人も実は少なくないのです。

発熱や咳といったコロナウイルスの症状が出た際の対応方法は随時変更されていくと思われますが、発熱時でもすぐに病院へ行くことが許されない状況であっても、コロナウイルスもインフルエンザも自宅で治癒できる可能性はあります。症状は簡単に収まらないため辛い状況は続くと思いますが、精神的に不安を持っている人も、少しでも安心してもらえればと思います。

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